家庭の電気代は「kWh × 単価」だけでは決まりません。
基本料金、段階制(従量料金の単価が途中で変わる)、燃料費調整、再エネ賦課金など、いくつもの要素が重なって最終金額になります。
そこで今回は、四国電力の家庭向け料金を前提に、内訳まで含めて細かく試算できるWebアプリを自作して公開しました。
▶︎ 四国電力 家庭向け電気代シミュレーター
https://lab.soraxiom.com/shikoku-power-sim/
このアプリでできること
このシミュレーターは、ざっくり計算ではなく **「請求明細に近い形」**で試算することを目的にしています。
- 使用量(kWh)から 段階制の従量料金を計算
- 基本料金を反映
- 燃料費調整額を反映(単価 × 使用量)
- 再エネ賦課金を反映(単価 × 使用量)
- それぞれを合算して 月額の目安を算出
- 可能なら、内訳(基本/従量/燃調/再エネ…)も表示
「プラン変更や節電でどれくらい差が出るか」を、数字で確認しやすい作りにしています。
なぜ作ったのか
電気代の比較って、よくあるのがこの2パターンです。
- 単価だけ比較して終わる(実際の請求とズレる)
- Excelで頑張る(毎回開くのが面倒)
結局、判断したいのは
- 「この使用量だと、月いくら?」
- 「○kWh減らしたら、いくら減る?」
- 「燃料費調整が変わったら影響どれくらい?」
みたいな“現実の請求額に近い数字”なので、内訳込みで計算できるWebアプリにしました。
料金計算の考え方(内訳)
電気料金は概ね次の合計です。
- 基本料金
- 電力量料金(従量料金:段階制のことが多い)
- 燃料費調整額(使用量に比例)
- 再エネ発電賦課金(使用量に比例)
- (プランによっては割引・付帯料金など)
このアプリでは、少なくとも **「基本+従量+燃調+再エネ」**の構造を分けて試算します。
内訳が見えると「どこが効いてるか」が分かりやすいのが利点です。
使い方
- 月の使用量(kWh)を入力
- 必要なら、燃料費調整単価・再エネ賦課金単価などを入力(もしくは選択)
- 計算すると、合計と内訳が出ます
「単価を更新して試す」だけで、ニュースで燃調が変わった時の影響も追えます。
注意点(ここは正直に書く)
この種の計算は、前提が1つ違うだけで差が出ます。
- プランの種類(従量電灯A/Bなど)
- 契約アンペア
- 割引やオプション
- 消費税の扱い、端数処理
- 単価の改定タイミング(月・適用期間)
そのため、最終的な請求額と完全一致を保証するものではありません。
ただし、前提条件を揃えて使えば、明細にかなり近い精度で比較できます。
自作Webアプリ公開シリーズとして
このアプリを第1弾として、SORAXIOMラボでは
- 生活に役立つ計算ツール
- API/自動化系の小ツール
- PoCや検証用ミニアプリ
を「作って公開 → 記事に残す」形で続けていきます。


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